玉川徹氏「クラスター潰しはもうやめて」 保健所パンクの現状に

[ 2020年4月15日 09:39 ]

テレビ朝日の社屋
Photo By スポニチ

 テレビ朝日の玉川徹氏が15日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大および政府の緊急事態宣言を受け、外出自粛要請が出る中、保健所の業務がパンクしているという状況に言及した。

 玉川氏は「保健所に連絡してもなかなかつながらないっていうのは、いわるゆるクラスター潰しをいまだにずっとやってるからなんですよ」とキッパリ。「もう、クラスター潰しのフェーズなのかということを考えないといけない。フェーズはどんどん変わっていく、感染者が増えいけばいくほど。前のフェーズの対応を続けている限りは、いろんなところに弊害が出てくる。保健所もクラスター潰しはもうやめて、それで感染者が出たら、濃厚接触者の聞き取りぐらいにして、自己申告で濃厚接触だと思う人は、PCR検査をするという形にすれば、保健所の業務だって相当減るんじゃないか」と提案した。

 さらに、感染疑いのため、救急搬送でたらい回しになる事例が増えていることにも踏まえ、「医療側でも、これちょっとおかしいな?ってぐらいでもPCR検査をすれば、自分で耐えられなくって救急をお願いするというのはだいぶ減るんじゃないかと思う。全部つながっている。前のフェーズでやっていこうとしている無理が保健所にも救急の現場にも出ているんじゃないかと思える」と訴えた。

続きを表示

2020年4月15日のニュース