橋下徹氏 PCR検査の経緯明かす「この場合はやったほうがいいとなって」

[ 2020年4月15日 13:32 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が15日、TBS「あさチャン!」(月~金曜前5・25)に出演。一部で批判の声も出た自身がPCR検査を受けることになった経緯を明かした。

 橋下氏は3月24日の朝に体温をチェックしたところ37度3分の発熱があり、喉には痰(たん)が絡む違和感があることから、仕事をキャンセルして自宅で静養に。その後、4月7日にPCR検査を受け、陰性だったことを公表している。

 検査の経緯を聞かれた橋本氏は「いろんなところ、特別扱いされたんじゃないかとかいろいろ言われている」と一部で批判的な声があることを自虐的に明かしつつ、「最初に24日の段階で熱が出て、まず4日間、待機をしたんです。そしたら、熱も下がって、症状も収まった。そこで、すぐに仕事はやりませんでした。すぐに復帰せずに、2週間で様子を見ようと。途中で、大丈夫だから、仕事復帰しようかなと思ったら、また喉の調子が悪くなったんでまた仕事をやめました。症状が治まって、さあ、復帰だって時に、フジテレビの朝の生放送に出ましたら、夜にまた喉をやられちゃいまして…」と回顧。さらに「発熱、喉、倦(けん)怠感が出て、そこで2日3日様子を見たんですけど、症状が全然収まらなかったので、医師に電話相談をしたら、診察を受けたほうがいいから!ということで。きちんと対応している病院で診察を受けましたら、免疫が落ちている症状が出ているのと、いろいろなことを総合的に判断して、PCRを受けたほうがいいんじゃないかと。保険所の判断を仰ぎ、この場合はやったほうがいいとなって、PCR検査になったんです」と正当な流れだったことを強調した。

 自身の経験を踏まえ、PCR検査がなかなか受けられないとも言われる保健所の現状に「現場のほうもすごい一生懸命やってます」と弁明。「怠慢でも何でもなくて、今のルールの中で、今の検査のやり方が限界だと思う。今までは陽性になれば症状が軽くても全員入院になっていた。そうすると、病院が溢れてしまうので、どうしても現場のほうで重症な人だけを病院に入れようという判断が働いていたと思います。ただ、僕は4月に入ってからなんですが、症状が軽い人が自宅か、ホテルに入れよう、入院させようという方針が固まったので、保健所の現場のほうも検査がやりやすくなったように感じますね」と語った。

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2020年4月15日のニュース