玉川徹氏 感染疑い患者のかかりつけ医による診察に疑問「そこは飛ばさないと」

[ 2020年4月15日 10:31 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が15日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。東京都医師会が新型コロナウイルスの感染を調べるための「PCRセンター」設置を進めている件で、検査前にかかりつけ医の診断を受けないといけないことに疑問を呈した。

 玉川氏は「患者とPCRセンターの間に民間の開業医が入っている。これが本当にいいのか」とフローに疑問符を付けた。「開業医の方がリスクにさらされる。(患者がかかりつけ医に事前に)電話しても、疑いがありますねってことになると来てくださいってなる。本当は、かかりつけ医と電話で話して、かかりつけ医の診察を受けないで、診察自体をPCRセンターでやったほうがいい」と指摘。「熱があるか、喉を診るぐらいの事はすぐにできる」とし、「そこは飛ばさないと、潜在的な感染者がどんどん増えていったら、開業医の人がどんどん感染して、コロナ以外の医療が現場で受けられなくなる」と訴えた。

 この提案に、感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授はPCRセンターのキャパシティーオーバーを防ぐために難色を示しつつも「本来なら、発熱外来の当番医で検査ができて、このルートに乗っかることが大事だと思う」とした。

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