オンライン授業の講師はジョン・ボン・ジョヴィ 小学校で生徒の作文を歌詞にして演奏

[ 2020年4月15日 12:29 ]

オンライン授業で特別講師を務めたジョン・ボン・ジョヴィ(AP)
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 人気ロックバンド「ボン・ジョヴィ」のボーカリスト、ジョン・ボン・ジョヴィ(58)が、フロリダ州パームビーチガーデンズのマーシュ・ポイント小学校に勤務するマイケル・ボーニック教諭のリクエストに応えて、13日午前10時からのオンライン授業に特別講師として参加。新型コロナウイルス感染で自宅から出られない低学年の生徒20人のための授業に協力し、「僕の両親はベストを尽くしてくれています。でもきっとたいへんだと思います」と生徒が書いた作文のいくつかを歌詞にして、アコスティック・ギターを奏でて自ら歌った。

 AP通信によれば、ジョンは3月からユーチューブで「Do What You Can(できることをしよう)」という“未完成の新曲”を公開。「きみがもし何かに傷ついていたり、恐れたりしているなら、今感じていることを話してくれ」などとする1番の歌詞をジョン本人が歌い、2番の歌詞をそれを見ている人が作って歌う、という活動を続けている。
 
 今回はその活動を知った「ボン・ジョヴィ」の大ファンでもあるボーニック教諭が、生徒たちが自宅待機で感じたことを書いた作文を送って直談判。“ジョン特別講師”は「君たちの声が聴けてうれしかった。もし自分の思いを紙に書くと、時としてそれは歌になり物語になる。そして君たちがまだ知らない世界に連れていってくれるんだ」と締めくくって授業を終えた。なおボーニック教諭によれば「生徒は圧倒されていたようだけどみんな楽しんでいた」と語っている。

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2020年4月15日のニュース