エンゼルス 不振の9・5億円右腕をついに事実上の戦力外 指揮官肩落とす「結果出ていない」

[ 2023年5月14日 23:35 ]

エンゼルス・テペラ(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの中継ぎ右腕ライアン・テペラ投手(35)が14日(日本時間同日)、球団からDFA(メジャー出場が前提の40人枠を外れる措置)を通達された。事実上の戦力外となる。

 昨季開幕前に2年1400万ドル(当時約16億円)でエ軍と契約したテペラは、昨季は59試合に投げ5勝4敗、防御率3・61と奮闘したが、今季は10試合に投げ2勝2敗、防御率7・27と不振。

 4月中旬に右肩炎症で負傷者リスト(IL)入りするなどコンディションも安定せず、前日13日のガーディアンズ戦では逆転3ランを含む2本塁打を浴びるなど炎上した。

 テペラの今季年俸は700万ドル(約9億5000万円)。14日のガ軍戦前に日米報道陣の取材に応じたフィル・ネビン監督は「結果も出ていない。球速も落ちている。良い方向に進むためにこの選択肢をとった」と説明した。テペラに代わってWBCイスラエル代表の中継ぎ右腕ワイスが昇格する。

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