中日・立浪監督　応援団から「気合を入れろ、と言われているようでは」守乱で今季最多借金9をざんげ

セ・リーグ   中日5－8ヤクルト （ 2023年5月14日    神宮 ）

引き揚げる立浪監督（撮影・島崎忠彦）
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　中日が14日のヤクルト戦に敗れ、連敗で今季最多となる借金9までふくれあがった。

　先発の高橋宏が5回2失点と粘ったが、打線が不発。さらにリズムを悪くしたのが、失策だった。

　7回には左翼手・アルモンテが山田の飛球を落球。続く村上の一ゴロを、今度は一塁手・細川がファンブルして、連続エラーとなった。その後、1死は奪ったが、3番手・谷元がオスナに2ラン被弾を許した。8回には新人の村松が満塁弾を放ったものの、裏にその村松が遊ゴロをトンネルする失策で、これが再び失点につながった。

　この日の4失策を加えて、チームは35試合で27失策。シーズン110失策ペースだ。3失策だった前日と合わせて、2日で7失策の守乱ぶりに、スタンドからは『気合いを入れろ、ドラゴンズ』の大合唱も聞こえた。

　立浪監督は「これだけミスをしていたら負ける。（応援団から）気合を入れろ、と言われているようではね。本気で反省してやらないと」と、雨の中も、左翼席で応援してくれた熱心な竜党に向けて、懺悔していた。