無念ドローもオリ党溜飲 レジェンド平野佳が史上初の快挙 横にいた人物にも意外な注目集まる

[ 2023年5月14日 17:57 ]

パ・リーグ   オリックス3-3ソフトバンク ( 2023年5月14日    京セラD )

日米通算200セーブ、200ホールドを達成した平野佳(撮影・成瀬 徹)
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 オリックスは14日のソフトバンク戦で延長12回を戦って3-3の引き分け。今季初のドローとなり、5カード連続勝ち越しとはいかなかった。

 試合は先発の山下が、5回に周東にプロ初被弾となる一発を浴び、連続無失点記録が24回1/3でストップ。6回には栗原、柳町に連続適時打を献上し、得点圏では22打席目で初の適時打も浴びた。

 5回1/3を6安打3失点となった山下は、このままなら敗戦投手となるはずだったが、8回に福田が同点打を放ち、黒星を消した。その後は無得点でこのままドロー決着となったが、9回に登板した平野佳が1イニング無失点で抑え、ホールドを記録。プロ野球史上初の「日米通算200セーブ、200ホールド」を達成した。

 目立たない記録ながらも、救援投手としては金字塔だ。ツイッターでは「平野佳寿」がトレンドワード入りし、オリ党を中心に「おめでとう」ツイートが続々。「本来ならお立ち台で発表したい大記録やけど・・いかにも佳寿らしいよな」「次は名球会入り目指して、お願いいたします」「平野佳寿の記録も生まれたし実質おりほーですわ」などと喜び合った。

 試合後に平野佳は記念ボードを掲げて、ファンに報告。その光景には「サトタツと並んでるのも感慨深いな、平野佳寿」とつぶやくファンも現れた。現在は広報部所属で、13、14年に最優秀中継ぎ投手に輝いた佐藤達也さんの姿がベンチにあり、かつて「佐藤達―平野佳」で8、9回を逃げ切った時代を思い出すオリ党もいた。

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