巨人・原監督　中田翔の復帰は「まだ不安がありますので…」早くても週末の中日との東京D2連戦から

セ・リーグ   巨人2―7広島 （ 2023年5月14日    東京D ）

＜巨・広＞試合前、東京ドームで練習した中田翔（右端）は原監督（左奥）と話し合う　（撮影・西川　祐介）
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　巨人の原辰徳監督（64）が14日、広島戦後に中田翔内野手（34）の今後について考えを示した。

　右太腿裏の肉離れで離脱中の中田は、試合前の東京ドームでの練習に参加。ノック、フリー打撃、外野でダッシュなどをこなした。「復帰に関して自分が決められないので、監督、コーチの方々に見てもらって今後の状況を話ができればと。今日は自分が思っている以上に動けたと思うし、バッティングでも問題なくできました、1軍に呼ばれたら力になるため、治すことも含めて準備をしっかりやっていきたいです」と語っていた。

　その中田と、練習中に話をしていた指揮官は「まだ10日くらいですかね。今度（16日からのヤクルト3連戦）静岡、神宮、神宮…それが終わってもう一回報告をし合おうというところで、どういった形にするのかというところですね。現状ではまだゲームということに関して、まだ不安がありますのでね、この3日間くらいでどこまでまたきてくれるかですね」と現状を説明。復帰は早くても次のヤクルト3連戦ではなく、その次に20日から東京ドームで行われる中日2連戦になるという見込みを語った。

　復帰は2軍戦に出場してからか報道陣に問われると「僕は思っていないですが。本人も多分それはもう、経験値もあるしね。そこはあまりこだわって考えていません」と復帰する場合は1軍の試合に出る考えを示した。