あぁ…中日・高橋宏　4連敗で1カ月以上も白星から遠ざかる「先制点を与えて、苦しい投球に」

セ・リーグ   中日5－8ヤクルト （ 2023年5月14日    神宮 ）

5回、浜田に押し出し四球を与え悔しがる高橋宏（撮影・沢田　明徳
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　中日が14日のヤクルト戦に敗れ、連敗で借金9までふくれあがった。先発の高橋宏には、またも白星は付かなかった。

　小雨が断続的に振るマウンドでも、何とか粘った。2回までに4三振を奪い、3、4回と得点圏に走者を進められたが、無失点で切り抜けた。だが5回、連打と死球などで1死満塁を招くと、続く浜田に痛恨の押し出し四球で先制点を献上。なおも1死満塁で山田に左犠飛を許し、この回2点を失った。結局、5回4安打2失点で降板し、勝利投手の権利は得られなかった。

　これで、4月6日のヤクルト戦に勝利して以来、勝ち星に恵まれず4連敗。ここ5戦とも全て3失点以下に抑えているが、打線の援護がなく、1カ月以上も見放されている。

　連敗中は小笠原や涌井らから助言をもらって修正に励んだが実を結ばず、「先制点を与えてしまい、苦しい投球になってしまった」と肩を落としていた。