ヤクルト2連勝!小川が開幕戦以来の白星 8回グランドスラム被弾も自身の連敗4で止めた

[ 2023年5月14日 21:38 ]

セ・リーグ   ヤクルト8ー5中日 ( 2023年5月14日    神宮 )

<ヤ・中>6回、塩見の適時二塁打で生還した長岡(右)を迎える小川(撮影・島崎忠彦)
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 4位・ヤクルトは14日、最下位・中日に8―5で勝利。2連勝で2カード連続の勝ち越しを決めた。先発の小川泰弘投手(32)は7回0/3を5安打5失点で2勝目(4敗)。打線の援護もあり、広島との開幕戦以来となる白星を手にした。

 雨の中での一戦となった試合は5回に待望の先制点。内山、長岡の連打を足掛かりに1死満塁のチャンスを迎えると浜田が押し出しとなる四球で先制。さらに山田の左犠飛により1点を追加し、2点のリードを奪った。

 打線は1点差に迫られた直後の6回、2番手・田島を攻め追加点。1死二、三塁から長岡が猛打賞となる中前2点適時打を放つと、さらに2死二塁から塩見が左翼フェンス直撃の適時二塁打。この回3点を挙げ5―1とリードを広げた。 

 先発の小川は5回まで1安打無四球と安定感抜群の投球を披露。6回には1死三塁から加藤翔の二ゴロの間に1点を失うも、味方打線の援護を受け7回は3者凡退。しかし、7―1とリードした8回に崩れる。アルモンテと福永に連打され、木下にこの日初となる四球を与え無死満塁のピンチを背負うと、村松には1号満塁ホームランを被弾。スタジアムがどよめくなか、降板することになった。

 それでもリリーフ陣が好投。8回にも打線が追加点を挙げ2連勝。小川は今季初登板だった3月31日広島との開幕戦(神宮)以来となる2勝目。8回途中で悔しい降板となったが、自身の連敗を4で止めた。

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