エンゼルス・大谷翔平 新人に2三振も2試合連続安打&打点 リリーフまたも崩れ連敗…

[ 2023年5月15日 02:49 ]

ア・リーグ   エンゼルス3ー4ガーディアンズ ( 2023年5月14日    クリーブランド )

<ガーディアンズ・エンゼルス>4回、見逃し三振に倒れ引き揚げる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が14日(日本時間15日)、敵地・クリーブランドでのガーディアンズ戦に「2番・DH」で先発出場。2試合連続の安打、打点をマークしたが、チームは連敗となった。大谷は4打数1安打1打点で打率・287となった。

 新人右腕を捉えることはできなかった。今季、メジャーデビューを果たしたバイビーに対し、初回1死からの第1打席は97マイル(約156・1キロ)の直球に差し込まれ、二ゴロ。0-1の4回1死ではカウント2-2から投じられた低めチェンジアップを確信を持って見逃したが、主審のコールは「ストライク」。一瞬、審判を振り返り、手のひらを下に向けるジェスチャー。首をひねり、苦笑いでベンチへと引き揚げた。

 3度目も打ち崩すことはできなかった。7回1死からの第3打席はフルカウントから内角チェンジアップに空振り三振。4試合連続の2三振となった。2番でのスタメン出場は5月4日(同5日)以来、9試合ぶり。トラウトが休養日、チームトップの打率・301を残すレンドンが左足付け根の張りでともにスタメンを外れるなど、主軸を欠いた状況。打線を背負ったが、結果を出すことはできなかった。

 しかしこのままでは終わらない。1-4の9回無死一、三塁、ガーディアンズ守護神のクレースの低めスライダーを捉え、中前に2試合連続安打。2試合連続の打点も記録した。直後に二盗を決めて無死二、三塁と同点機を演出。ウォードの三ゴロの間に1点を挙げ、1点差に迫ったが、あと1点が届かなかった。

 大谷は15日(同16日)のオリオールズ戦で今季9度目の投打同時出場が予定されている。13日(同14日)の試合前には、ブルペンでスプリット、シンカーを多めに、5、6割の力で約30球を丁寧に投げ込んだ。チームの浮上に向け、投打両面で全力を出し尽くす。

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