DeNA宮崎が打撃3冠浮上も「勝たないと意味がない」 3戦28失点に三浦監督「同じ選手に打たれすぎ」

[ 2023年5月14日 21:42 ]

セ・リーグ   DeNA7―15阪神 ( 2023年5月14日    甲子園 )

<神・D> 8回2死一塁、宮崎は左越えに2点本塁打を放つ (撮影・後藤 大輝)
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 DeNAは14日、甲子園で同率首位の阪神と対戦し、7―15で敗れて今季初の5連敗で2位に転落した。2ゲーム差で迎えた首位攻防3連戦に3連敗で、4月22日以来の首位陥落となった。

 3回に3番の宮崎、4番の牧による2者連続アーチで一時逆転するなど、打線は16安打で7得点を奪った。だが、そんな打線の奮起も吹き飛んでしまう投壊となった。

 先発の平良は、1点リードの4回に近本に同点適時打を浴びて降板。1死一、二塁から登板した2番手の三嶋も阪神打線を抑えられない。2死満塁から大山に押し出し四球を与え、逆転を許すと、続く佐藤輝には初球、高めに浮いた直球を右中間席に運ばれるグランドスラムとなった。佐藤輝には初回にも3ランを許していただけに、ベンチの三浦監督もぶ然としていた。

 7回には4番手の森原が5安打を浴びて5失点して試合は決した。打線は宮崎が8回にも左越え2ランを放つなど、2本塁打含む3安打4打点で打率.441、9本塁打、22打点。22打点でトップのヤクルト・村上がナイターの中日戦で打点はなく、宮崎が打撃3冠に立った。しかし、今は投打の歯車がかみあわない。宮崎はデーゲームの阪神戦後に「勝たないと意味がない」と話した。

 今季ワーストの21被安打15失点で2年ぶりの5連敗。三浦監督はこの阪神3連戦で28失点の投手陣に「同じ選手に打たれすぎ」と険しい表情だった。

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