エンゼルス指揮官“中継ぎ崩壊”逆転負けに「アウトを取れるリリーフ投手を見つけなくては…」

[ 2023年5月14日 11:10 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―8ガーディアンズ ( 2023年5月13日    クリーブランド )

フィル・ネビン監督
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 エンゼルスは13日(日本時間14日)、敵地クリーブランドでガーディアンズと対戦し、4点リードの8回に中継ぎ陣が打ち込まれて6―8で逆転負けした。「3番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(28)は3回に左翼線適時二塁打を放つなど4打数1安打1打点だった。

 エ軍は4点リードで迎えた8回にワンツが1死から4連打を浴びて3点差に迫られた。代わったテペラはネイラーに逆転3ラン、さらにヒメネスにもソロアーチを浴びた。最終9回に2死二、三塁の同点機をつくたが、最後はドゥルーリーが三ゴロに倒れて敗戦が決まった。

 試合後、フィル・ネビン監督は「(抑えの)エステべスにつなぐまでにアウトを取れるリリーフ投手を見つけなくてはならない」と厳しい表情で振り返り、逆転3ランを含め2本塁打されたテペラについて「直球でストライクを取ろうとしたが、甘い所に投げてしまった」と指摘していた。

 この日の大谷は、初回1死の第1打席は、ガ軍の先発右腕クワントリルの前に空振り三振だったが、3回1死一、二塁の第2打席で1ボール2ストライクから外角高めのボール球を叩いて左翼線適時二塁打。強振せずに軽くバットを出してはじき返し、10日(同11日)のアストロズ戦以来2試合ぶりの打点となった。5回1死一塁の第3打席は四球、7回1死一塁の第4打席は右腕デロスサントスと対戦して空振り三振で、9回の第5打席は右腕ステファンと対戦して二ゴロだった。これで通算の打撃成績は、38試合で146打数42安打、8本塁打、25打点、打率・289、5盗塁、投手成績は8試合で4勝1敗、防御率2・74となった。

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