オリ・平野佳が史上初の金字塔「打たれた後にも頑張って前を向けたことが(達成に)つながった」

[ 2023年5月14日 21:14 ]

パ・リーグ   オリックス3-3ソフトバンク ( 2023年5月14日    京セラD )

日米通算200セーブ、200ホールドを達成した平野佳(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 オリックスの守護神・平野佳寿投手(39)が史上初の偉業を成し遂げた。

 3―3の9回に登板。1回を無安打無失点に抑えて今季2ホールド目を挙げ、プロ野球初の「日米通算200セーブ、200ホールド」を達成した。

 まさに生きるレジェンド。大リーグ通算では8セーブ、48ホールドをマークし、NPBでは220セーブ、152ホールドを挙げた。

 酸いも甘いも、数々の修羅場をくぐり抜けてきた39歳の右腕。試合後は「打たれた後にも頑張って前を向けたことが(達成に)つながった」と振り返った。下を向かず、心を奮い立たせて常に前を見つめる。次、そして次へ。平野佳の勝負哲学には学ぶべき点がたくさんある。

 日米通算250セーブの大台にもあと「22」。「優勝争いをしないとできない数字。後から(記録が)ついてきてくれれば」と力強く話した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月14日のニュース