大谷の5度の打撃妨害をネビン監督が解説「捕手ギリギリのところでボールを振り払い成果を上げている…」

[ 2023年5月14日 06:17 ]

フィル・ネビン監督
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は13日(日本時間14日)、敵地でのガーディアンズ戦に「3番・DH」で出場することが発表された。相手先発は右腕クワントリル。対戦成績は5打数1安打、打率・200となっている。2戦ぶりの9号本塁打なるか。期待が高まる。

 試合前、大谷は15日(同16日)の敵地でのオリオールズ戦に備えブルペンで約30球の投球練習を行った。スプリット、シンカーを多めに5、6割の力で丁寧に投げ込んだ。オリオールズ戦は21年8月25日に敵地で登板し、5回を投げ4安打4失点。勝敗は関係がなかった。

 また、今季メジャー最多の5度の打撃妨害を記録する大谷について、フィル・ネビン監督は「彼はボールを引きつけて打つ。ベースの奥深くまでボールを呼び込んで打つ」と説明。その上で5度の打撃妨害のうち4度が2ストライク後であることに注目し「彼は捕手のギリギリのとこらでボールを振り払い、成果を上げている。彼はファールすることで打席を終わらせない術を持っている」と解説。

 指揮官は「これも打撃の一部」とし、大谷が投手と対峙(たいじ)する上で高度な技術を持つ打者であることを説明した。

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