広島 “サミットロード”跳ね返す両助っ人の活躍 新井監督「みんなの頑張りのおかげ」

[ 2023年5月14日 20:11 ]

セ・リーグ   広島7-2巨人 ( 2023年5月14日    東京D )

7回、満塁弾のマクブルーム(右)はアンダーソン(中央)らナインと喜び合う (撮影・西川祐介)
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 広島が14日の巨人戦に7-2で快勝。巨人との3連戦で勝ち越しを決めた。

 19~21日に開催される「G7広島サミット2023」の影響でチームは4カード連続(12試合)で敵地で戦う“長期ロード”に突入しているが、これで前半戦を5勝1敗で折り返し。新井監督も「タフな試合が続いているけどみんなの頑張りのおかげ」と選手の奮闘ぶりを称えた。

 この日は投打の助っ人がチームを支えた。投げては先発のアンダーソンが、7回を1安打無失点。巨人打線の前に仁王立ちした。4月30日の巨人戦でも東京ドームで5回3失点に抑えて今季初勝利を挙げており、巨人相手に2連勝。「坂倉のサインに助けられて気持ち良く投球できた」と捕手に感謝した。

 打っては、4番・マクブルームの一撃が効いた。1-0と緊迫の展開で迎えた7回2死満塁。先発・赤星からグランドスラムを放って、流れを引き寄せた。「自分の本塁打で勝ちを持ってこられることはやっぱり興奮する」と試合後には笑顔を見せた。なかなかエンジンが掛からず、これが今季2号。ここからの巻き返しに期待が持てそうだ。

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