【阪神・岡田監督語録】巨人に圧勝「久しぶりにゆっくりゲームができた」も「梅野はミニキャンプやな」

[ 2023年4月27日 23:29 ]

セ・リーグ   阪神15-0巨人 ( 2023年4月27日    甲子園 )

<神・巨(5)> 完封勝利の伊藤将(左)に岡田監督も笑顔(撮影・大森 寛明)
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 阪神は今季最多の19安打15得点で、連敗を2で止めた。岡田監督と報道陣のやりとりは以下のとおり。

 <テレビ・インタビュー>
 ―完ぺきな試合運びでしたが。
 「いやいや、もう、ね、伊藤(将)が初登板ということで、最初はちょっと心配したんですけどね。まあ、今年初めてぐらい、打線が点を取ったんで。久しぶりにゆっくりゲームができましたね」

 ―今季最多19安打、15得点。打線は個々の選手の状態を上げたいと話していたが?
 「急にみんな上がりましたね。ほんとに。ヒットが出ない選手もいてたんですけど、つられて打ったというか。こういうゲーム展開になると、ちょっと雑になるんでね。最後もボールを見極めて四球を選んでいたんで、それは良かったかなと思いますけど。

 ―スタメン起用の井上が3安打。
 「初めてかって聞いたら、今までも3本打ってないって言うから、トータルでもそんなに打ってなかったみたいで。自分の納得がいくバッティングはずっとできていないかもわからないけど、ヒットが出ているっていうことは、自信にもなっただろうし。今日は最初も良かったけど、最後ももう1本っていうところで打ったのは大きいですよね」

 ―伊藤将のことに話を戻すと、投げきらせることをどの時点で判断したか
 「球数100球ぐらいと思っていて。6回で100球になれば、替えるつもりだったんですけど。本当に少ない球数でいったので、ゲーム展開もあったし、これは完封だなという感じやったですね」

 ―坂本をスタメンで起用すると全てが白星につながっている。 「ずっと無四球でしょ?坂本は。まあコントロールがいいピッチャーにあたっているのもあるかもわからないですけど、そういう意味ではリードも冴えているし、本当にピッチャーのいいところを引き出しますね」

 ―巨人に一分の隙も見せない勝ち方は次につながるのでは?
 「いやいや、あしたの心配をちょっとしていたんですよ。多分、明日は点を取れないだろうと言ってたんだけど、ベンチでは。だから、やっぱりこうね、最後まできっちりこういうゲームをやれば、明日につながると思うし、最後まで諦めず。8回も四球を絡ませて点を取ったのがね、明日につながってくれたらいいと思いますね」

 ―明日の予告先発は大竹。
 「また雨で昨日(26日の登板が)流れたんだけど、まあ神宮はね、(早大時代に)慣れていると思うんで、また頑張ってくれると思いますね」

 <ペン囲み>
 「もおええやろ?もう聞くことないやろ?」

 ―心配してたノイジーが2安打。
 「2本出たからな、ちょっとは(状態が)上がるかなと思たら、最後に三振して(ベンチ)裏で“まだちょっとこうなってる”とか、バッティングフォームをやっとるから、もうちょっとなあ、あんまり考えこむな言うたんやけどなあ」

 ―試合前にもノイジーにそんな話を?
 「いやいや、まあ、俺が思っていることを言うただけであって、それがどうこういうのはこれから。けっこう、細かいところをチェックするタイプというかな。そら、1年あれば、打てない時もみんなあるわけやから、考えこまないことが一番やな。きょう2本出たから、明日からだいぶ違うと思うよ」

 ―3回の猛攻は近本の本塁打から。パワーもついて来た。
 「打てる球を選んでると言うたらおかしいけど、そういう風に見えるよね、打てる球をじっくり絞って、スイングしてるいう感じやけどな」

 ―捕手は山崎伊と坂本が相性よかったところでか。
 「いやいや、去年のデータは俺は全然見てないよ。まあね、伊藤(将)が初登板やったし、坂本でいってな。明日(28日)、明後日(29日)と3試合連続で坂本になるけど、まあ梅野はちょっとミニキャンプやな、はっきり言うて。ちょうどええよ。ちょっと休ませたら、頭もリフレッシュするやろ。技術だけやなしにな、打つ方でリードにもだいぶ影響してると思うし、そういう意味ではうまいことな、明日(大竹)明後日(村上)は坂本のピッチャーやから、梅野はちょうどいいリフレッシュできると思うよ」

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2023年4月27日のニュース