広島 延長12回に劇的サヨナラ!4年目・韮沢が押し出し選び決着「最高で~す!」 借金生活免れた

[ 2023年4月27日 22:04 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2023年4月27日    マツダ )

12回2死満塁、代打・韮沢(右から2人目)はサヨナラの押し出四球を選びバンザイ (撮影・奥 調)
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 広島が27日の中日戦に逆転勝ちし、連敗を脱出。負ければ19日ぶりとなる借金生活だったが、8回に追いつき、延長12回にサヨナラ勝ちして、本拠地が大歓声に包まれた。

 エース大瀬良が、左太腿裏の軽度の炎症で、出場選手登録を抹消された日。先発の九里が奮投した。初回は大島に左翼線二塁打を許すなど1死一、三塁を招いたが無失点。その後も安定した投球でスコアボードに0を並べた。5回に味方の失策から無死二、三塁のピンチを招くと、木下に先制左犠飛を献上。4日の阪神戦以来、登板3試合、20イニングぶりの失点となったが、7回1失点と役割を果たした。

 打線は初回に菊池が三塁手・石川昂のグラブをはじく三塁強襲安打を放ち、史上132人目の通算1500安打を達成。3回も1死から三塁内野安打で1501安打とした。ただ、打線がつながらず中日・柳の前に7回まで無得点が続いたが、8回に好機をつくる。

 先頭の菊池がこの日3安打目となる左翼二塁打で出塁すると、続く野間が右翼線へ適時三塁打。その後、1死三塁で4番・マクブルームが中前へ同点適時打を放った。

 9回は栗林が1死三塁の危機を乗り越えると、12回裏に4年目の韮沢が2死満塁から押し出し四球を選び、サヨナラ勝ち。劇的な形で決着をつけた。お立ち台に上がった韮沢は「最高で~す!」と歓喜した。

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