大谷の14打席ぶりの6号アーチ、待ちわびたファンは「中越え出れば本物」「明日への景気付け」

[ 2023年4月27日 16:49 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―3アスレチックス ( 2023年4月26日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>8回、2ランを放ち迎えられブルペンに向かってポーズを決める大谷(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。3試合ぶりの本塁打となる6号2ランを放つなど5打数2安打3打点と活躍、救援に転向したばかりのア軍・藤浪晋太郎投手(29)からは左前打した。エ軍は11―3で大勝し、2連勝で貯金1とした。

 大谷の14打席ぶりに飛び出した一発、ここ2試合のアスレチックス戦では9本のアーチが飛び交ったものの、大谷には本塁打がなかっただけに、インターネット上には「これを待ってた」「コレが見たかったんだよなぁ」「泣きそうです」「ついに大谷ホームラン来たーー」「明日への景気付け」と興奮。中越え弾には「センターバックスクリーンや右中間にホームランが出始めればもう大丈夫」「中越え出れば本物」「きっかけつかんだよね」の声も上がった。

 8回1死一塁の第5打席の本塁打、1ボール1ストライクから右腕スミスの直球を完ぺきに捉える中越え6号2ラン。23日(同24日)のロイヤルズ戦で“3者連続弾”となる右中間ソロを放って以来3試合ぶりのアーチで、打球速度は103・9マイル、打球飛距離は401フィート(約122・2メートル)、打球角度は34度だった。これで通算の打撃成績は、24試合で92打数24安打、6本塁打、16打点、打率・261、3盗塁、投手成績は5試合に登板し3勝、防御率0・64となった。試合前にはブルペン入りし、捕手を座らせ直球、スライダーを中心に34球を投げた。昨季までは主に登板2日前にブルペン入りしていたが、これで登板前日ブルペンは4回連続。28日(同29日)のアスレチックス戦に投打同時出場する予定になっている。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月27日のニュース