アスレチックス・藤浪晋太郎が救援転向後、初登板 6回から2番手でマウンドへ

[ 2023年4月27日 12:13 ]

ア・リーグ   アスレチックス-エンゼルス ( 2023年4月26日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>26日の試合前、キャッチボールする藤浪(撮影・会津 智海)
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 アスレチックスの藤浪晋太郎(29)が26日(日本時間27日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に6回から2番手で救援転向後、初登板した。

 救援転向初日となった25日(同26日)の同戦はブルペン待機も出番なし。チームも3-5で敗れた。この日は試合途中から肩をつくり、出番に備えた。

 メジャー移籍1年目の藤浪は開幕ローテーション入りも4試合に先発し0勝4敗、防御率14・40。不振の原因は与四球率(1試合9回平均)7・2が示す通り、15イニングで15四死球の制球力だった。

 マーク・コッツェー監督が右腕本人と話し合った上で「直球の制球を取り戻してほしい。救援ならば直球とスプリットの2つの球種で相手に壊滅的な打撃を与えることができる。そうなれば自信を取り戻し成長できる」と救援への転向を決断。「ローテーションへ戻れないわけではない。短い期間、ブルペンで投げ(先発に戻す)方向で評価をするつもりだ」と説明した。

 藤浪自身は25日(同26日)の試合前に取材に応じ「もちろん先発したいので、悔しいと言いますか、結果が出せていないので仕方ないかなと思いますし。でも、まあ元々、(メジャーに)挑戦しに来ているわけですし、落ち込んでいても仕方ないので。前向いてやるというか、それだけですね」と救援転向を前向きに受け止め、「短いイニングだとより思い切っていけると思いますし。かといって、力まないようにしたいなと思います」と意気込んだ。

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