【藤浪晋太郎と一問一答】「数字以上に感触的にはよかった」初救援で2回2安打1四球、自責0

[ 2023年4月27日 14:40 ]

ア・リーグ   アスレチックス-エンゼルス ( 2023年4月26日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>7回、ベンチに引き揚げタッチで迎えられる藤浪(撮影・会津 智海)
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 アスレチックスの藤浪晋太郎(29)が26日(日本時間27日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に6回から2番手で救援転向後、初登板し、2回を投げて2安打1失点(自責0)だった。

 5点ビハインドの6回にマウンドに上がり、2回を投げて2安打1四球で1失点(自責0)、3奪三振。打者9人に34球を投げ、ストライクは20球。最速は大谷に投じた99・9マイル(約161キロ)で、防御率は14・40から12・71になった。メジャー移籍1年目の藤浪は開幕ローテーション入りも4試合に先発し0勝4敗、防御率14・40。不振の原因は与四球率(1試合9回平均)7・2が示す通り、15イニングで15四死球の制球力だった。

 試合後の藤浪の一問一答は以下の通り。

――中継ぎ初登板を終えて
「悪くなかったんじゃないですかね。特に2イニング目はバランス良く投げられましたし、いい登板だったかなと思います」

――最初の回は直球とスプリットで押していった
「もともと主体が直球とスプリットなので。特に変化があったわけではないですけど。

――直球とスプリットの手ごたえは
「悪くなかったんじゃないですかね、全体的には。トラウト選手には四球は出しましたけど、それ以外はよかったんじゃないかなと思います」

――非常に落ち着いているように見えました

「まあ中継ぎで何というか楽な展開なんで、あまり展開とか試合の勝敗を気にせず入れたのは一因かなと思います」

――2イニング目はスイーパーやカーブも交ぜた

「スイーパーはサインが出たので投げただけですけれども、カーブはちょっと試してみたいなと思ったら、パーンと打たれたんで、ちょっと反省はしつつも、かといって消すわけではないので、どこか有効に使える場所を探しながら投げていければなと思います」

――34球中で20球がストライク

「悪くないんじゃないですかね。もう少し安定してくればよかったですけれど、うーん、ボールでも質というか、だいたいのところにいってるので数字以上に感触的にはよかったと思っています」

――最速の161キロは大谷に投げた

「ランナー出した後ですし、長打は避けたいというところで。単打ならしかたないかなと。もちろん、世界トップレベルのバッターですし、長打で一塁ランナーを返されなければ、まあまあいいかなと思ったんで」

――試合前、大谷がいたブルペンに行って話した

「ちょっと話しただけです。日本人選手も多くないはないですし」

――4回途中で壁当てして、その後に座らせて投球練習した
「特に(ベンチから)連絡はなかったですけど、だいたいこのあたりかなと予想しながらでした。ちょっと1イニングつくるのが早かった。自分で予想して動き出しました」

――リリーフでの登板は
「未経験のことではないので。そんなにね、人生で初めてリリーフやりますってわけでもないですし、ましてや負けの展開のリリーフは日本でも結構やってきたので、特に困ることもなく何か慌てることもなくという感じですかね」

――2イニング目はアウトはすべて三振
「結果としてとれたのでよかったと思います。特に狙っていたというわけではないですけど。リラックスして、ストライク先行していければああいうふうになるのかなと。1イニング目の方がちょっと多少力みだったりだとかがありました」

――手応えは
「ある程度ストレートでファウルとったりとか、押し込めてはいるので、そのあたりはきょうは関しては評価したい。これだけじゃいけないでしょうけど、1ついい収穫のあった登板だったと思います」

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