大谷翔平 3試合ぶり6号2ラン!藤浪からは“弾丸”左前打、エ軍は2連勝で貯金1

[ 2023年4月27日 13:08 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―3アスレチックス ( 2023年4月26日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>8回、2ランを放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。3試合ぶりの本塁打となる6号2ランを放つなど5打数2安打3打点と活躍、救援に転向したばかりのア軍・藤浪晋太郎投手(29)からは左前打した。エ軍は11―3で大勝し、2連勝で貯金1とした。

 8回1死一塁の第5打席だった。1ボール1ストライクから右腕スミスの直球を完ぺきに捉える中越えて6号2ラン。23日(同24日)のロイヤルズ戦で“3者連続弾”となる右中間ソロを放って以来3試合ぶりのアーチで、打球速度は103・9マイル、打球飛距離は401フィート(約122・2メートル)、打球角度は34度だった。

 初回2死の第1打席はフルカウントから先発右腕メディナの低めの直球を叩いて三ゴロ、2回1死満塁の第2打席は1ボール1ストライクから低めのチェンジアップを打って一ゴロで3試合ぶりの打点を挙げた。4回1死の第3打席は、全球で右足を上げる打撃フォームを試みて、フルカウントから低めのチェンジアップに空振り三振。このフォームは、今年は球速の遅い投手だったWBCのチェコ戦以来。フォームを元に戻した6回1死一塁の第4打席は初のリリーフ登板となった藤浪と対戦し、1ボール1ストライクから外角直球を捉えて左前打した。打球速度は103マイル(約165・8キロ)だった。これで通算の打撃成績は、24試合で92打数24安打、6本塁打、16打点、打率・261、3盗塁、投手成績は5試合に登板し3勝、防御率0・64となった。

 試合前にはブルペン入りし、捕手を座らせ直球、スライダーを中心に34球を投じた。昨季までは主に登板2日前にブルペン入りしていたが、これで登板前日ブルペンは4回連続。28日(同29日)のアスレチックス戦に投打同時出場する予定で、ブルペン投球後は、高校時代にしのぎを削ったア軍の藤浪と握手を交わし、約5分間、笑顔で語り合っていた。その後はバックネット裏でネズ・バレロ代理人と話し込み、子どものファンに即席サイン会を開く場面もあった。

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