オリックス、59年ぶり珍事　3者連発で負けた…杉本が令和通算5555号も

パ・リーグ   オリックス3―6日本ハム （ 2023年4月26日    エスコンF ）

＜日・オ＞6回、ソロを放つ杉本（撮影・高橋　茂夫）
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　オリックスは、球団25年ぶりの3者連続本塁打も勝利にはつながらなかった。2試合で8打数6安打3本塁打5打点と暴れた4番・森は「勝たないと意味がない。次は勝てるように頑張ります」と悔しさをにじませた。

　猛反撃は6点劣勢の6回だ。3番・中川圭が左中間へ2号を放つと森は右中間へ2戦連発の5号。続く杉本も2戦連発で令和通算5555号となる8号を左翼ポール際へ運び、「前の打者が本塁打を打ったら打ちにくい部分はあるが、負けていたので、あまり気にせず打席に入った」。クリーンアップのソロ3連発で3点差とした。

　だが、反撃もここまで。3回の守りでは万波の三塁線を破る打球がボールパーソンの椅子に当たって2点二塁打となる不運も響いた。3者連発を記録して敗れるのは阪急時代の64年以来59年ぶり。連勝は2で止まり、1日で首位からも転落した。　（中澤　智晴）

　○…オリックスは6回、3番中川圭→4番森→5番杉本による3者連続本塁打。チームで3者連発は1998年8月9日ダイエー戦の5回に2番大島公一→3番イチロー→4番ニールでそろえて以来。3者連発が出た試合に敗れるのは、阪急時代の64年7月17日南海戦（●4―6）以来59年ぶり。