ツインズ・マエケン 自ら異変訴えて降板…4回途中メジャー自己最悪11安打10失点で4戦4敗

[ 2023年4月27日 04:40 ]

ア・リーグ   ツインズ6ー12ヤンキース ( 2023年4月26日    ミネアポリス )

<ツインズ・ヤンキース>4回途中に自らタイムを取り、険しい表情でマウンドを降りる前田(AP)
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 ツインズの前田健太投手(35)が26日(日本時間27日)、本拠地ミネアポリスでのヤンキース戦に先発。3回0/3で72球を投げ、メジャー登板で自己ワーストとなる11安打10失点で4敗目(0勝)となった。また、降板時には自らタイムを取り、トレーナーらとともにベンチへと下がっており、今後の状態も心配される。

 前田は前回登板の20日(同21日)レッドソックス戦で速度約180キロの強烈なライナーを右足首に打球を受け、2回終了時での降板を強いられていた。「死ぬほど痛かった」というものの、登板機会を飛ばすことなく予定通りの中5日で今季4試合目のマウンドに上がった。だが、序盤からヤンキース打線に捕まった。

 初回2死三塁から中堅手・ゴードンのスーパーキャッチに救われて無失点の立ち上がりだったが、2回に味方の拙守と5安打を許して5失点。さらに4回には先頭から4安打1四球で1死も取れずに4失点と本来の投球は影を潜めた。

 前田に異変が起こったのは9失点した直後の無死二塁からラメーヒューへの初球。投球後に顔をゆがめて自らタイムを取った。そしてトレーナーらがマウンドに向かい、そのまま付き添われる形で降板。投球内容に加えて、今後の状態にも不安を残した。

 試合は6―12の大敗。前田は3回0/3で72球を投げ、メジャー138試合目の登板で自己ワーストとなる被安打11の10失点。防御率は試合前の4・15から9・00となった。2021年8月14日(同15日)レイズ戦以来の復活勝利は次回登板に持ち越された。

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