亡命報道の中日・ロドリゲスがインスタ更新、MLBでプレーの「夢を追う」　加藤球団代表は「連絡取れた」

中日・ロドリゲス

　亡命報道で消息不明の中日・ジャリエル・ロドリゲス投手が27日、自身のインスタグラムを更新した。「ドラゴンズファンに感謝している。契約を破棄したことを謝罪したい。MLBでプレーをしたいという、キューバでは叶えられない夢を追うことにした」などと投稿した。

　この日、加藤球団代表がマツダスタジアムで報道陣の取材に対応。「（本人と）連絡は取れました。先週かな。彼の代理人から、渉外担当に連絡がありました。その何日か後に、僕のところに手紙が来ました。日本語訳と、何語かは言いませんが、その言語で来ました。インスタグラムにあるように、ドラゴンズには、お世話になったと。自分の夢を追いかけたいというようなことが書いてありました」と明かした。

　また、ロドリゲスが中日との契約を破棄したなどと投稿したことについても言及。「（契約は）破棄していないです。あくまでも今はうちの支配下選手という扱いになっている。本人は契約を破棄したと言っているのかもしれないが、実際には契約はしているわけですし、契約に関することなので、僕から言うことはないですが、今後はキューバ政府の意向を汲んで動くということに、当面はなると思います」と話した。

　ロドリゲスは今年2月に球団と2年契約を結び、キューバ代表としてWBCに出場。3月下旬に来日するはずだったが、予定していた航空機に乗っておらず、その後、音信不通となっていた。