大谷翔平 WBCチェコ戦以来の“1本足打法”4回1死の第3打席、その後は元の打法で安打&本塁打

[ 2023年4月27日 13:35 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―3アスレチックス ( 2023年4月26日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>4回、足を上げて打席に立つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が26日(日本時間27日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1ラウンドのチェコ戦以来となる“1本足打法”を見せた。

 初回2死の第1打席は三ゴロ、2回1死満塁の第2打席は一ゴロで3試合ぶりの打点を挙げて迎えた4回1死の第3打席だった。全球で、右足を上げる打撃フォームを試みて、フルカウントから低めのチェンジアップに空振り三振だった。このフォームは、今年は球速の遅い投手だったWBCのチェコ戦以来。この打席以降は、元の打撃フォームに戻し、6回1死一塁の第4打席は初のリリーフ登板となった藤浪と対戦し、1ボール1ストライクから外角直球を捉えて左前打。打球速度は103マイル(約165・8キロ)だった。さらに8回1死一塁の第5打席は、1ボール1ストライクから右腕スミスの直球を完ぺきに捉える中越えて6号2ラン。23日(同24日)のロイヤルズ戦で“3者連続弾”となる右中間ソロを放って以来3試合ぶりのアーチで、打球速度は103・9マイル、打球飛距離は401フィート(約122・2メートル)、打球角度は34度。

 この日は5打数2安打3打点と活躍、通算の打撃成績は、24試合で92打数24安打、6本塁打、16打点、打率・261、3盗塁、投手成績は5試合に登板し3勝、防御率0・64となった。エ軍は11―3で大勝し、2連勝で貯金1とした。

 試合前にはブルペン入りし、捕手を座らせ直球、スライダーを中心に34球を投じた。昨季までは主に登板2日前にブルペン入りしていたが、これで登板前日ブルペンは4回連続。28日(同29日)のアスレチックス戦に投打同時出場する予定で、ブルペン投球後は、高校時代にしのぎを削ったア軍の藤浪と握手を交わし、約5分間、笑顔で語り合っていた。その後はバックネット裏でネズ・バレロ代理人と話し込み、子どものファンに即席サイン会を開く場面もあった。

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