痛快15得点でG倒！阪神・伊藤将は復帰戦完封勝利　村山実以来の甲子園11連勝！

セ・リーグ   阪神15－0巨人 （ 2023年4月27日    甲子園 ）

完封で今季初勝利を挙げた伊藤将（左から2人目）はナインとタッチをかわす（撮影・大森　寛明）
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　阪神は左肩痛で開幕に間に合わず、今季初先発となった阪神・伊藤将が9回2安打完封勝利。昨季3戦3勝で防御率0・38を誇った巨人キラーは健在だった。これで甲子園では21年から11連勝。チームでは70～71年にかけて11連勝した村山実以来の快挙となった。

　伊藤将の甲子園での登板は、新人だった21年9月1日の中日戦から登板15試合で10勝負けなしの10連勝中だったが、この不敗神話を更新。さらに、巨人戦は昨季3戦全勝2完封と相性が抜群で、24イニングを投げてわずか1点しか失わなかったが、こちらも継続となった。

　打線も3回に近本のソロを皮切りに打者一巡の猛攻で6点を奪い、8回にも6点を追加するなど今季最多19安打15得点と爆発。「6番右翼」で先発した高卒4年目・井上は、プロ初の猛打賞を記録するなど4打点と躍動した。