マリナーズの左腕レイがひじを手術へ　ブルージェイズ時代の21年にサイ・ヤング賞

ひじを手術することになったマリナーズのロビー・レイ（AP）
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　ブルージェイズ時代の2021年に13勝7敗でサイ・ヤング賞に輝き、昨季に5年1億1500万ドル（約154億円）でマリナーズに移籍した左腕のロビー・レイ投手（31）が、「左ひじ屈筋腱」の再建手術を受けるために今季の出場は絶望となった。

　レイはチームの今季2戦目となった3月31日のガーディアンズ戦に先発したが、3回1/3で4安打、5四球を許し、91球を投げて5失点で敗戦投手。このときレイは「2回に（ひじに）少し張りがあった。寒かったせいもあって普通の状態ではなかった」と語っており、これ以後、登板はなかった。

　レイの今季年俸は2100万ドル（約28億円）だが今季の登板は1試合でピリオド。マリナーズは26日終了時点で11勝12敗で、ア・リーグ西地区の4位となっている。

　レイは2010年のドラフトでナショナルズに12巡目（全体356番目）に指名された。13年にタイガースに移籍して14年にメジャー・デビュー。20年8月に6シーズン在籍したダイヤモンドバックスからブルージェイズに移籍。昨季にマリナーズと契約し、12勝12敗という成績を残していた。メジャー通算では226試合に登板（先発222試合）して74勝71敗、防御率は3・96となっている。