DeNA・関根　プロ入り初のサヨナラ打「みなさんが喜んでくれて幸せ」　早くも今季4度目のお立ち台

セ・リーグ   DeNA7－6ヤクルト （ 2023年4月27日    横浜 ）

＜D・ヤ＞10回、サヨナラ打を放った関根（左）に駆け寄る牧（中央）と伊藤光（撮影・沢田　明徳）
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　DeNAの関根大気外野手（27）が27日のヤクルト戦（横浜）に「6番・左翼」で先発出場。延長10回にプロ入り初となるサヨナラ安打を放ち、チームを4連勝に導いた。

　6－6の同点で迎えた延長10回2死一、二塁。第1打席で安打を放って以降3打席凡退していた関根は2球目をフルスイング。打球は右翼手・サンタナの頭上を越えるサヨナラ二塁打となった。

　早くも今季4度目のヒーローインタビューとなった関根はお立ち台で「みなさんが本当に喜んでくれてそれが幸せ」と笑顔を見せた。自身初のサヨナラ打を放っても「明日の次の打席に向けて頑張りたい」と謙虚な姿勢を崩さなかった。

　またインタビュアーが「サヨナラ打は初球を打ってでしたね」と口にすると「2球目ですね」とすぐにツッコミを入れて球場を笑わせる場面もあった。「本当にみなさんの声が聞こえてて、届いてて。何とかやりたいなと思って打席に入った」とファンの声援を背に打席に入ったことを振り返った。

　好調の要因を聞かれると「シンプルに考えて。日々、自分ができることに徹している」と分析。そして、最後にファンへ「明日から横浜スタジアムを離れて名古屋に行ってくるんですけど、またチーム一丸となって一個でも多く勝ってこれるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。