村上「僕を信じてついてきて」目覚めた先制2号！ヤクルト高津監督に通算200勝プレゼント

セ・リーグ   ヤクルト6―3DeNA （ 2023年4月11日    神宮 ）

＜ヤ・D＞ヒーローインタビューでマイクを手にする村上（中央、右はサイスニード）（撮影・沢田　明徳）
Photo By スポニチ

　セ・リーグ首位に立つヤクルトは11日、本拠地・神宮でDeNAと対戦。4番に座った村上宗隆内野手（23）が先制2ランで勢いづけると抜け目ない攻撃で6点。投げては先発のサイスニードが5回2/3を2失点で今季2勝目。リリーフ陣の無失点記録は途切れたが、高津監督に通算200勝をプレゼントした。

　WBCで世界一に導いた令和の3冠王が豪快に復活のノロシをあげた。初回2死2塁、DeNA先発・浜口から右中間へ2号先制2ラン。開幕戦の第1打席以来となる37打席ぶり一発を放つと、中村の適時打も加わり幸先良く3点をリードした。5回にはDeNA2番手の上茶谷を攻め立て、1死満塁から長岡の押し出し四球などで効果的に加点した。

　投げては先発サイスニードが7回無失点で初勝利を挙げた4日の中日戦に続き奮闘。先制直後の2回に桑原に一発を浴びるも以降は粘り強い投球で5回2/3を2失点。勝利投手の権利を得てマウンドを後にした。

　開幕9試合36回1/3を無失点中の鉄壁リリーフ陣は2番手の星が1/3無失点、7回は今野、石山でつなぎ、8回は小沢、9回は山本が2死から1点を失い、救援陣の無失点記録は開幕10試合38回2/3で途切れた。それでも主砲が復調の手応えをつかみ、貯金5でがっちりと首位をキープした。

　▼村上　何とか先制点を取ろうと必死にバットを振りました。
（週刊誌報道に）いろんな情報がありますけど、惑わされずに僕を信じてついてきてください。