20歳のオリックス山下舜平大 5回無失点、毎回の10奪三振でプロ初勝利の権利 プロ2度目の先発で快投

[ 2023年4月11日 20:03 ]

パ・リーグ   オリックス―楽天 ( 2023年4月11日    楽天モバイル )

<楽・オ1>3回、小深田を三振に打ち取りガッツポーズを見せる山下(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 オリックスの高卒3年目右腕、山下舜平大投手(20)が開幕戦以来、2度目の先発。5回まで93球を投げ、毎回の10奪三振。楽天打線を2安打0点に抑え、プロ初勝利の権利を手にして降板した。

 3月31日の西武戦では5回1/3を投げて1失点。白星はつかなかったが今季の飛躍を予感させた。20年のドラフト1位。西武・山川に「千賀、山本、佐々木朗希とかと同じ目線で見ています」と最大級のリスペクトを受けるほど他球団も警戒する素材だった。この日の最速は157キロだった。

 ▼オリックス・山下(先発で5回2安打無失点)前回登板と同じように、打者1人1人、1球1球、勝負していこうと思ってマウンドに上がっていました。四死球や球数が多くなってしまいましたが、真っすぐやカーブでカウントも取れていましたし、ここという場面でしっかりとフォークが決まっていたところはよかったと思います。

 ◇山下 舜平大(やました・しゅんぺいた)2002年(平14)7月16日生まれ、福岡県出身の20歳。福岡市の野多目小3年で野球を始め、三宅中では軟式野球部で投手兼捕手。福岡大大濠では1年秋からベンチ入り。3年夏の県大会は福岡に3-4で惜敗。名前は20世紀前半に活躍した経済学者、ヨーゼフ・シュンぺーターに由来する。1メートル90、98キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月11日のニュース