4連敗の楽天は舜平大の前に10三振喫し沈黙 打線テコ入れも機能せず零敗

[ 2023年4月11日 22:25 ]

パ・リーグ   楽天0―6オリックス ( 2023年4月11日    楽天モバイルパーク )

<楽・オ>ベンチの石井監督(撮影・篠原岳夫)
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 楽天が本拠地でオリックスに0―6で完敗し、今季初の4連敗を喫した。

 先発・則本は0―0の3回、1死一塁でゴンザレスに先制2ランを浴びて均衡を破られた。4、5回は無失点に抑えたものの、6回には再びゴンザレスに甘く入ったフォークを右中間席に運ばれ、5回1/3を5安打3失点で降板した。8回には4番手・宋家豪が杉本に左中間2ランを被弾するなど、3点を失って一気に突き放された。

 打線は初対戦となった相手先発・山下の前に沈黙した。最速157キロの直球に120キロ台のカーブ、スプリットを織り交ぜる緩急自在の投球に対応できず。5回を2安打無得点に封じられ、今季ワーストの10三振を奪われた。

 打撃陣の不調がチームの黒星に直結している。チーム打率と総得点はともにリーグワースト。起爆剤としてこの日から1軍に昇格させた西川を1番に置くなど、打線を一部組み替えて臨んだものの機能しなかった。則本は今季2敗目。チームの借金は今季最多の3となり、苦しい状況が続いている。

 試合後、石井監督の一問一答。
――山下の印象
 「良い投手ですよね。球も強いし、まだ若くて良い投手だと思います」

 ――西川が1番で初スタメンに起用した。
 「点を取っていくことが凄く大事なので、どうやったらやっていけるかを考えながらやっています」

 ――則本の投球は?
 「悪くはなかったですけど。こういう時は先取点を与えてしまうと苦しい展開になってしまうので、本塁打でチームとして先取点をとられた部分は痛かったです」


 ▼則本 甘く入った球を打たれてしまいました。それだけです。
 ▼雄平打撃コーチ (山下は)映像通りだった。対策も練っていったけど、結果的に全然打ち崩せなかった。また新しい対策を練りたい。(選手が)自分の打撃ができるようにこちらもサポートして、早く状態を上げられるようにやっていきたい。

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2023年4月11日のニュース