慶大・清原 甲子園で安打を放った弟の勝児に「負けていられない」自身も続いたリーグ戦初安打

[ 2023年4月11日 05:00 ]

東京六大学春季リーグ戦第1週最終日   慶大1-4法大 ( 2023年4月10日    神宮 )

<法大・慶大>2回、リーグ戦初安打を放ち一塁塁上からベンチを見つめる慶大・清原(撮影・郡司 修)
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 【記者フリートーク】慶大・清原は1メートル86、90キロの恵まれた体格で、父譲りのオーラもある。だが、弟思いの優しい長男だ。普段は寮生活だが、実家に帰ると、弟の勝児と一緒に素振りをすることもある。暗闇の中で黙々とバットを振り、弟の成長を誰よりも喜ぶ。弟が出場を果たした選抜前には、「親父が一番活躍した舞台に立てるのでうれしいの一言。必ず打ってくれると信じている」と話していた。

 ただ、野球人としてはライバル。「久しぶりに見ると体つきも大きくなっていたりして負けていられない」。初戦の仙台育英(宮城)戦で甲子園初安打した弟に負けじと、開幕3戦目でリーグ戦初安打。ともに観戦した父にとっては、最高の瞬間だった。(アマチュア野球担当・村井 樹)

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2023年4月11日のニュース