福岡大大濠 13点猛攻で西日本短大付に雪辱 4番・捕手の藤田が高校通算36号含む3安打2打点の活躍

[ 2023年4月11日 04:00 ]

春季高校野球 福岡大会決勝   福岡大大濠13―9西日本短大付 ( 2023年4月10日    久留米 )

<福岡大大濠・西日本短大付>8回に本塁打を放った藤田
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 高校野球の福岡県の春季大会は10日、決勝が行われ、福岡大大濠が13―9で西日本短大付を破り、20年秋以来5季ぶり3度目の優勝を飾った。両チームは今月22日から熊本県で行われる九州大会に出場する。

 合わせて28安打が飛び出した乱打戦を福岡大大濠が制した。打線を引っ張ったのは4番で捕手の藤田悠太郎(3年)だ。12―8と4点差に追い上げられた直後の8回に左越えに本塁打。「風が運んでくれました」と高校通算36本目の一発を喜んだ。3回には左前に適時打を放つなど3安打2打点。冬場は1日200スイング。「手が痛くなっても頑張りました」と両手はマメだらけになりながらも振り込んできた成果を発揮した。

 打線も17安打13得点の猛攻を見せ、昨秋の県大会準決勝で敗れた相手にリベンジ。勢いに乗って熊本に乗り込む。  (杉浦 友樹)

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2023年4月11日のニュース