泥沼5連敗中の巨人 絶好の追加点チャンスが一瞬で消滅 無死二塁で坂本バントできず、併殺

[ 2023年4月11日 19:04 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年4月11日    東京D )

<巨・神>4回、森下の好返球でタッチアップもアウトとなる中田翔(撮影・尾崎 有希)
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 巨人が貴重な追加点のチャンスを一瞬でつぶした。

 1―0で迎えた4回だった。先頭の5番・中田翔が相手先発右腕・西勇から左中間に二塁打を放って出塁。続く6番・坂本は2球連続バントファウルのあとで3球目を打ちにいき、打球は右翼へのフライとなった。

 阪神右翼手・森下が直接捕球後、俊足とはいえない二走・中田翔がタッチアップ。迫力たっぷりのヘッドスライディングで三塁に滑り込んだが、中継に入った二塁手・中野から三塁手・佐藤輝に渡った送球のほうが早く、タッチアウトとなった。

 無死二塁という絶好の追加点チャンスが、一瞬にして2死走者なしに。大城卓も凡打に倒れ、結局はこの回3人で終わった。

 坂本は開幕3戦目となった2日の中日戦(東京D)で1―1で迎えた7回無死一、二塁の場面で送りバント成功。坂本はこの時、開幕から9打席連続無安打中で、犠打は2021年9月22日の広島戦(マツダ)以来557日ぶりプロ通算85個目だった。

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2023年4月11日のニュース