メッツ・千賀とパドレス・ダルビッシュの再会シーンに米国でも感動の声「美しい日本文化」

＜メッツ・パドレス＞試合前、話をするダルビッシュ（右）と千賀（撮影・光山　貴大）
Photo By スポニチ

　パドレスのダルビッシュ有投手（36）が10日（日本時間11日）、敵地シティ・フィールドでのメッツ戦に先発。6回1／3を6安打5失点で今季初黒星を喫したが、試合前に今季からメッツに加入した千賀滉大投手（30）との再会シーンが米国でも話題となっている。

　グラウンドでおたがいに駆け寄りガッチリと握手してハグ。千賀は帽子を取ってあいさつし、その様子は「FOXスポーツ」や「SNY」などが紹介した。

　登板直前に相手チームの選手と談笑するのは異例だが、2人はこれまでも合同自主トレを行うなど交流があり、ダルビッシュが千賀にアドバイスを送ってきた仲。ダルビッシュは「僕は基本的に（登板当日には）話さないけど、千賀君は自分にとってずっと昔から特別なので」と語り、試合後には食事にも出かけた。

　“再会のあいさつ”と言えば、エンゼルスの大谷が3日（日本時間4日）、敵地シアトルでのマリナーズ戦でイチロー球団会長付特別補佐兼インストラクターに駆け寄り、丁寧なあいさつをしたことも話題となったが、この日もネットでは「嬉しそう！！」「日本人選手の再会場面はいつ見ても良いね」「尊敬の気持ちがうかがえる」「先輩を敬う美しい日本文化の光景だ」などの声が上がっていた。