阪神・西勇 自然体で“伝統の一戦”先陣切る!頼もし15年目「自分のボールに責任を持ってやれれば」

[ 2023年4月11日 05:15 ]

練習の合間に笑顔を見せる西勇(右)と才木(撮影・大森 寛明)
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 11日の巨人戦(東京D)に先陣する阪神・西勇は、後輩投手陣に「いつも通り」の投球で手本を示す。

 「カード頭で自分の仕事は分かっている」

 今季初登板となった前回4日広島戦(マツダ)では勝ち星にこそ恵まれなかったが、15年目を迎えた今季も抜群の制球力を武器に6回4安打3失点とゲームメーク。今回も「自分の仕事」に徹する構えで、オコエ、ブリンソンといった相手新戦力も意に介さず、「そこまで警戒することはない。自分の投げるボールに責任を持ってやれれば」と自然体だ。

 広島3連戦を控えた3日の練習中には当初5日に予定されていた初登板を前に緊張感を醸し出していた大竹に「運動会の前の日というか、ワクワクして臨むべき」と金言を贈った右腕。今回も胸を躍らせつつ、マウンドへ向かう。

《3戦目は西純「ポジティブに」》
 阪神・西純は7回1失点で勝利した昨年5月1日の巨人戦の再現を狙う。13日の巨人戦(東京D)に先発予定。「勝手な思い込みかもしれないけど、東京ドームはポジティブな要素だと思っている。とにかくポジティブにいきたい」と意気込んだ。今季初登板となった前回6日の広島戦では序盤から球が高めに浮き、5回6安打3失点で初黒星を喫した。以降はフォームの微調整に重点を置き「キャッチボールを丁寧にやってきた。自主トレの感覚を思い出しながらやっていきたい」と言葉に力を込めた。

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2023年4月11日のニュース