西武・山川が登録抹消　源田に続き…主砲も離脱　9日ソフトバンク戦でふくらはぎ張りで交代

9日の試合前に練習に現れた西武・山川
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　西武の山川穂高内野手（31）が10日、出場選手登録を抹消された。正遊撃手の源田が右手小指骨折で離脱しており、主砲も欠く緊急事態となった。

　山川は9日のソフトバンク戦で「4番・一塁」で先発したが、ふくらはぎの強い張りを訴えて、初回の守備で交代。「張りがあったけど、セカンドアップで急にきた。病院に行って検査して、今後について決める」と話していた。松井監督は「ここは無理するところじゃないというところ。急きょ（出場を）やめた」と長いシーズンを見据えての決断としていたが、出場登録抹消となりチームを離れることになった。

　山川は侍ジャパンメンバーとしてWBCでの世界一に貢献。帰国後は開幕から全8試合に4番で先発出場し、本塁打なしも打率・269だった。ふくらはぎは状況によって離脱が長引く場合もあり、チーム打率・216、1試合平均2・25点と得点力不足が課題となっているチームにとって、大きな痛手となる。