西武・平良「苦しい投球」も6回1安打2失点で先発初勝利!2回以降安打許さず「次は最初から頑張りたい」

[ 2023年4月11日 21:10 ]

パ・リーグ   西武8―3ロッテ ( 2023年4月11日    ベルーナD )

<西・ロ>笑顔でポーズする(左から)児玉、平良、古賀 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武は11日、本拠地・ベルーナDでロッテと対戦。先発の平良海馬投手(23)は6回1安打2失点の好投。16安打8得点の味方打線の援護を受け、先発としての初勝利を挙げた。

 試合後、平良は本拠地のお立ち台に登場。「今日は苦しい投球だったが、野手の方が打ってくれて何とか勝てた」と安どの表情。立ち直った2回以降については「本当にも1アウトずつ頑張って丁寧に取った。ちょっとずつ良くなっていった感じもあるので、次は最初から頑張りたい」と語った。最後に対した山口との対戦は「ホームランもある打者なので、気持ちを込めて投げた。まだライオンズの先発陣は高い壁があるので、追いつけるように頑張りたい。次はホームランを打たれないようにしていきたい」と力強く締めた。

 初回、中村奨にいきなり先制弾を浴びる立ち上がりも、2回以降は立ち直り、許した安打はその1本だけ。150キロ台の直球を軸に、5連勝中と勢いに乗るロッテ打線を相手に104球の熱投。平良は味方打線の援護を受け、2戦目にして先発初白星を手にした。

 平良は降板後「今日は全然ダメでした。なかなかストライクが入らなくて、初回にホームランも打たれて、苦しいピッチング内容でした。2回以降は苦しみながらも何とかゼロで抑えることができた、それだけが今日唯一の良かったところです」と結果には満足せず、反省だらけのピッチングを振り返っていた。

 打っては打線が16安打8得点と爆発。5回。マキノンのタイムリーツーベースで試合を振り出しに戻すと、二死1、2塁から古賀がレフトへタイムリーを放ち勝ち越し。その後も着実に得点を積み重ね、ロッテを突き放した。

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