ツインズ・前田健太 6回4失点で今季2敗目 4回に痛恨3ラン被弾…次回登板で復帰勝利必ず

[ 2023年4月11日 05:50 ]

ア・リーグ   ツインズ3ー4ホワイトソックス ( 2023年4月10日    ミネアポリス )

<ツインズ・ホワイトソックス>先発で6回4失点と粘りの投球を見せたツインズ・前田(AP)
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 ツインズの前田健太投手(34)が10日(日本時間11日)、本拠地ターゲットフィールドでのホワイトソックス戦に先発し、6回8安打4失点と粘りの投球も3-4で敗れて今季2敗目。2021年8月14日(同15日)レイズ戦以来となる、604日ぶりの白星はお預けとなった。

 試合前の時点でア・リーグ3位のチーム打率・287のホワイトソックス打線を相手に、3回まで無失点と上々の立ち上がり。だが、先制点をもらった直後の4回に崩れた。

 1死一塁から連打を浴びて同点とされ、なおも一、三塁からアルベルトに甘く入ったスライダーを左翼席に運ばれる3ランを浴びて痛恨の4失点。5、6回を無失点に抑えただけに悔やまれる1イニングとなった。

 前田を援護したい打線だったが、ホワイトソックス先発・シースに3回から5回まで1点ずつを奪うも、打ち崩せず。6回以降も救援陣の前に得点を奪えなかった。

 前田は6回を投げて、83球で無四球ながらも8安打を浴びて4失点で今季2敗目となった。

 右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から591日ぶりの復帰登板となった4日(同5日)のマーリンズ戦。打線の援護がなく黒星がついたが、5回0/3を3安打1失点。9奪三振で四死球は0と抜群の安定感だった。復帰登板から中5日で臨んだマウンド。長く過酷なリハビリを乗り越えての白星をつかむことはできなかった。日米通算156勝の経験と技を生かし、次回登板で完全復活を告げてみせる。

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2023年4月11日のニュース