山本由伸 Dバックス戦は4回まで無失点投球で13回連続無失点 味方が3回までに6点の大量リード

[ 2024年5月2日 11:00 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ダイヤモンドバックス ( 2024年5月1日    フェニックス )

力投するドジャース・山本由伸(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が1日(日本時間2日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に今季7度目の先発登板。4回を投げ、3回は走者を許しながらも無失点に抑え、粘りの投球を見せた。

 先頭打者のジェイコブ・マッカーシーは初球を投げる前にピッチクロック違反もあって四球で歩かせたが、2番ルルデス・グリエルはスプリットで遊ゴロ併殺打に打ち取った。3番のケテル・マルテには左中間を破る二塁打を許したが、前日にサヨナラ弾を放った4番のクリスチャン・ウォーカーはスプリットで一飛に打ち取って無失点でしのいだ。

 ドジャース打線は2回にアンディ・パヘスの先制2ラン、山本とバッテリーを組むオースティン・バーンズ、ムーキー・ベッツの適時打が生まれ、5点の援護点をプレゼントされた。

 味方が先制点を奪った直後の2回は先頭の5番ジョク・ピダーソンに中前打を許したが、その後は打者3人をいずれも外野フライに抑えて無失点に抑えた。

 3回にも味方が1点を加えて6点リードで迎えた3回はこの試合初めて3者凡退に抑えた。9番のタッカー・バーンハートをカーブで見逃し三振。1番マッカーシーの投ゴロは折れたバットがマウンド付近に飛んできたが難なく処理。2番グリエルは遊ゴロに打ち取った。

 4回は2死から5番ピダーソンに2打席連続安打を許したが、最後は6番ユジニオ・スアレスをスプリットで空振り三振に仕留めた。これで19日のメッツ戦から13イニング連続無失点とした。

 前回登板は4月25日の敵地ナショナルズ戦で、三塁を踏ませず6回4安打無失点と好投し2勝目(1敗)を挙げた。全97球中ストライク70球で、脅威のストライク率72%。4失点した4月19日のメッツ戦で24%だった直球を41%に増やして結果につなげ「ここまでの中では一番、自分らしいピッチングだったかな」と振り返っていた。

 1回5失点で防御率45.00だった韓国でのデビュー戦を除き、過去5試合は防御率2.00で通算3.54まで減少。「とにかくコントロールもストレートもピッチングの基本の部分になってくると思う。そこは大事にしていけたら」と意気込んでいた。

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