痛恨ドローのオリ・中嶋監督「う~ん、これがシリーズ」 同点被弾の阿部に「このままでは終われないと」

[ 2022年10月23日 23:38 ]

SMBC日本シリーズ2022第2戦   オリックス3-3ヤクルト ( 2022年10月23日    神宮 )

日本シリーズ<ヤ・オ>9回、同点に追いつかれた阿部(撮影・島崎忠彦)
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 オリックスは「SMBC日本シリーズ2022」の第2戦で、ヤクルトと延長12回、引き分けに終わった。

 8回まで3点をリードする展開だったが、9回に悪夢が待っていた。5番手の阿部が無死一、二塁のピンチを招くと、代打・内山壮に同点3ラン被弾。一気にリードを吐き出してしまった。その後は救援陣が踏ん張ってサヨナラ負けは阻止したが、つかみかけていた白星を逃す痛恨のドローとなった。

 試合後、中嶋監督は執念で引き分けに持ち込んだことにも「う~ん、そうですかね」と渋い表情。「う~ん、ま、これがシリーズなのかね」と選手を責めず、あと1本出なかった打線については「向こうのピッチャーもいいですし、難しいと思いますが、その中でどうやって1点を取るかだと思います」と話した。

 また、9回に同点被弾を許した阿部については「打たれましたけど、次にまたやりかえすことを期待しますし、その切り替えですね。そこだけは大事にやっていって、このままでは終われないと思いますし」と、奮起を促していた。

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