専大松戸に「深沢鳳介2世」 サイド右腕・青野流果がバースデー完封 

[ 2022年10月23日 14:16 ]

秋季高校野球・関東大会1回戦   専大松戸7―0明和県央 ( 2022年10月23日    レジデンシャルスタジアム 大宮 )

完封勝利を挙げた専大松戸・青野(撮影・柳内 遼平)
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 昨年の甲子園に春夏連続出場を果たした専大松戸(千葉)は明和県央(群馬)に7―0で7回コールド勝ちした。背番号10の最速134キロのサイド右腕・青野流果(るか・2年)は先発し、121球の熱投で10安打完封勝利。スライダー、カーブを駆使して5三振を奪い「ピンチでもコースに投げ込むことができた」と胸を張った。

 憧れの先輩がいる。昨年、春夏連続で甲子園出場に導いた同じサイド右腕の深沢鳳介(現DeNA)だ。上一色中時代から2学年後輩だった青野は先輩の存在に「コントロールが良くて、しっかりコーナーに投げられる。憧れていました。自分も(深沢のように)なれるように頑張ります」と目を輝かせた。

 深沢が2度立った甲子園の舞台。アルプス席から応援していた青野は「シンプルに憧れの場所。自分も球場に立ちたいと思います」と自身初の甲子園出場を誓った。(柳内 遼平)

 ◇青野 流果(あおの・るか)2005年10月23日生まれ、東京都港区出身の17歳。芝浦小1年時に東港オーシャンで野球を始める。上一色中では軟式野球部に所属。専大松戸では2年夏からベンチ入り。50メートル走6秒7。遠投80メートル。憧れの選手はDeNA・深沢。1メートル78、79キロ。右投げ右打ち。 

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2022年10月23日のニュース