日本ハム1年目の畔柳 侍ジャパン戦登板切符!新庄監督視察の宮崎で快投

[ 2022年10月23日 06:00 ]

フェニックス・リーグ   日本ハム4―0中日 ( 2022年10月22日    アイビー )

フェニックス・リーグの中日戦で3回無失点と好投した日本ハム・畔柳
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 日本ハムの高卒1年目右腕・畔柳が新庄監督が視察したフェニックス・リーグの中日戦に先発し、3回1安打無失点、4奪三振と好投。指揮官は「いいっすね!こんなんなら侍(11月5日の侍ジャパンとの強化試合)で投げさせたいなと思いました」と大抜てきを示唆した。

 帽子が飛ぶほどのダイナミックなフォームが特徴的だったが、新庄監督が安定感を出すために頭を振りすぎないフォームへの変更を注文。13日の同リーグ、DeNA戦での登板では2回2/3で4度飛ばしたが、この日は1度だけだった。首の側面の胸鎖乳突筋の動きを意識してフォームが安定したことで、練習では自己最速を2キロ更新する155キロを記録したという。「首をうまく使えば、首を振らなくても出力を落とさずに投げられる。試したらハマった」と説明した。

 愛知県出身の右腕は中日との対戦でアドレナリン全開。初回は中京大中京の先輩・鵜飼から空振り三振を奪い「地元のチームに負けたくない気持ちで、どこのチームよりも気合が入った」と笑顔だった。(東尾 洋樹)

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2022年10月23日のニュース