ヤクルト・サイスニード 無念の4回2失点降板 球団27年ぶりの外国人投手日本S先発勝利ならず

[ 2022年10月23日 19:43 ]

SMBC日本シリーズ2022第2戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月23日    神宮 )

<ヤ・オ>3回、宗に右前打を許すサイスニード (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 ヤクルトのサイスニード投手(30=米国)が2年連続同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第2戦(神宮)に先発登板。4回6安打2失点(自責1)と粘投したが、打線の援護に恵まれず、チームの外国人投手では1995年のテリー・ブロス(第1、5戦)以来27年ぶりとなる日本シリーズ先発勝利を逃した。

 来日2年目だが、日本シリーズは初登板。2回まで打者6人に抑えたが、0―0のまま迎えた3回だった。先頭の紅林に右翼線二塁打され、1死三塁から相手先発左腕・山崎福に初球の外角低めチェンジアップを右前に運ばれて先制を許すと、ここから3連打されて味方の守備にも足を引っ張られてこの回2失点。4回までに71球を投げると、その裏、2死一塁で代打・川端を送られ降板となった。

 投球内容は4回で打者18人に対して71球を投げ、6安打2失点(自責1)。4三振を奪い、与えた四球は吉田正を申告敬遠した1つ、直球のMAXは4回に出た150キロだった。

 サイスニードはクライマックスシリーズ(CS)初登板となった13日のファイナルステージ第2戦・阪神戦(神宮)では降雨による中断をものともせず6回途中7安打1失点と好投し、勝利投手になっていた。

 ▼サイスニード 今日は立ち上がりはスムーズに入ることができたけれど、3回の先頭打者に長打を許してしまい、最少失点でという気持ちだったが粘り切れず、チームに勢いをつけることができなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月23日のニュース