広島・遠藤 同学年で親友、山口にエール「他球団のライバルとして投げ合おう」戦力外の山口は現役続行希望

[ 2022年10月23日 18:55 ]

 広島・遠藤淳志投手(23)が23日、マツダスタジアムで取材に応じ、同期入団で22日に戦力外通告を受けた山口翔投手(23)にエールを送った。

 「(連絡すると)“ずっとテレビで見てるよ”と言ってくれた。僕は(山口)翔の分までカープで頑張る。そして、他球団のライバルとなった翔と投げ合いたい」

 山口は17年ドラフト2位、遠藤は同年5位と同じ高卒右腕として入団。1年目は強化指定選手として厳しい練習に耐え、2年目の19年には2人ともに1軍デビューを果たした。

 しかし、5年目の今季は、遠藤が17試合に先発して4勝を挙げるなど飛躍した一方、山口は3年連続の1軍未登板に終わった。
 お互いに親友と認める間柄で、遠藤は「この時期は、つらいですね…。(山口の戦力外通告に)翔も同じだと思うけど、僕もまだ実感が沸いていない」と心境を吐露。「(山口の)映像を見ても、今季の最後の方はいい球を投げられていた。環境が変わることがきっかけとなり、自信を持って投げられるようになれば、翔は大丈夫」と期待を寄せた。

 山口は現役続行を希望しており、トライアウトに参加する予定だ。

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2022年10月23日のニュース