塩見さんゴメンナサイ? 絶好調のオスナ、この日も安打&好走塁で打率10割続く MVP争いリード

[ 2022年10月23日 18:47 ]

SMBC日本シリーズ2022第2戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月23日    神宮 )

<ヤ・オ>2回、中村の犠飛で二進するオスナ(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトのホセ・オスナ内野手(29=ベネズエラ)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第2戦(神宮)でも第1打席で安打を放ち、シリーズ開幕から4打数4安打とした。

 「5番・一塁」で先発出場。0―0で迎えた2回だった。先頭打者として入った第1打席。相手先発左腕・山崎福の初球スライダーを見送った1ストライクからの2球目だ。内角高めに入った甘いカーブを逃さず、呼び込んでからバットを振り抜くと、打球は左翼の頭上を越えた。当たりが良すぎて単打となったが、オスナは続く中村の右飛でタッチアップして二塁へ。好走塁で得点圏に進んだ。

 前日22日の第1戦では初回に先制の2点適時打を放つと、4回には貴重な追加点となる1号ソロを放つなど3打数3安打3打点の大暴れ。阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(神宮)では3戦2発5打点でMVPを獲得しており、ポストシーズン(PS)で絶好調が続いている。

 第1戦で同じく1号ソロを含む3安打と活躍した1番・塩見は試合後「明日はオスナよりもっと輝いて僕が確実に1位になれるように頑張っていきます」とおどけながらも悲願のMVP獲得へ向けてメラメラとライバル心を燃やしていたが、この日の第1打席はチェンジアップに空振り三振。オスナは2回の一塁守備で好守を見せてT―岡田を併殺に仕留めており、MVP争いでさらに塩見をリードした。

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