オリックス 阿部の痛恨被弾で痛すぎるドロー 3点差の9回に追いつかれ、白星あと一歩でポロリ

[ 2022年10月23日 23:06 ]

SMBC日本シリーズ2022第2戦   オリックス3-3ヤクルト ( 2022年10月23日    神宮 )

日本シリーズ<ヤ・オ> 9回、内山壮(手前)に同点3ランを浴び、うなだれる阿部 (撮影・光山 貴大)
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 オリックスが「SMBC日本シリーズ2022」の第2戦で、ヤクルトと延長12回、引き分けに終わった。

 8回まで3点をリードする展開だったが、9回に悪夢が待っていた。5番手の阿部が無死一、二塁のピンチを招くと、代打・内山壮に同点3ラン被弾。一気にリードを吐き出してしまった。その後は救援陣が踏ん張ってサヨナラ負けは阻止したが、つかみかけていた白星を逃す痛恨のドローとなった。

 打線は3回に先発・山崎福の適時打などで2点を先制。5回には2死一、三塁から杉本が三塁への適時内野安打となり、1点を追加。先手を奪った。

 このリードを守ろうと、投手陣は奮闘。山崎福は投げても4回無失点の好投でリリーフ陣につなぐと、5回からは山崎颯にスイッチ。6回先頭の村上に対して、最後は154キロ直球で見逃し三振を奪うなど、2回無失点でつないだ。7回は宇田川がマウンドに上がり、1回を無失点。150キロ超の剛腕2投手が、試合中盤を引き締めた。

 8回にはワゲスパックが2死満塁のピンチを何とかしのいでつないだが、9回に悪夢が待っていた。前日の第1戦ではエース山本が左わき腹の違和感で緊急降板という悪夢があったが、悪い流れは変わらず。本拠地・京セラドームで挑む25日の第3戦で何とか流れを変えたい。

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