松坂大輔氏 打撃に定評オリ先発・山崎福に「凄いな…」 ファン歓喜「ボソッとつぶやいたのが全て」

[ 2022年10月23日 21:10 ]

SMBC日本シリーズ2022第2戦 ( 2022年10月23日    神宮 )

日本シリーズ<ヤ・オ>放送ブースでテレビ解説する松坂氏(右)、左はテレビ朝日・清水俊輔アナウンサー(撮影・尾崎 有希)
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 昨年限りで現役を引退した元西武の松坂大輔氏(42)が23日、「SMBC日本シリーズ2022」ヤクルト―オリックス第2戦のテレビ朝日中継の解説者として出演。投手目線、松坂氏自身の経験談や考えを素直に語る解説にSNS上で反響を呼んでいる。

 昨年続き日本シリーズを解説席から見つめた松坂氏。パ・リーグの投手ながら打撃にも定評があり、3回1死三塁に前進守備の一、二塁間を抜ける先制の右前適時打を放ったオリックス先発・山崎福について、4回の2打席目に見せたバットコントロールに思わず「凄いな…」。結果は投ゴロだったが、サイスニードの切れ鋭い地面スレスレに落ちるスプリットに食らいついた30歳左腕に感嘆の声を上げた。

 松坂氏の打撃は高校時代から高い評価を受けており、プロ野球でも2006年に本塁打も放っている。この日も自身の打撃について聞かれ「打席に立つのが好きだったので。交流戦やシリーズでは打席に立てるセの本拠地で投げたかった」と謙遜しながら語っていた。

 その他にも神宮のマウンドに対する印象を聞かれ「神宮球場ってお昼に大学野球の試合があったりするので、結構掘れるんですよね、(右足を)踏み出す位置が。それは僕は結構苦手だったので、あまり得意なマウンドではなかったですね。僕は投げづらかったですね」と苦手意識があったことを告白。投手相手に投げる投手心理について「僕は投手との対戦は嫌でしたね」と素直に語る場面もあった。

 日米通算170勝のレジェンドによる投手ならではの目線や、自身の経験談を落ち着いた口調で話す姿にSNS上で「現役時代にバッティングに定評があった松坂大輔が『凄いな』って一言をボソッとつぶやいたのが全てだと思う」「古田さんとキャッチャーとピッチャーのバッテリー目線で、聞いていて心地よい!」「俺の中で1番わかりやすい!」などのコメントが寄せられた。

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