ヤクルト村上、今季ワースト47打席ノーアーチ 2打席凡退で迎えた3打席目に申告敬遠で

[ 2022年9月28日 20:02 ]

セ・リーグ   ヤクルトー阪神 ( 2022年9月28日    神宮 )

<ヤ・神> 4回2死一塁、村上は空振り三振に倒れる(撮影・大森 寛明)
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 日本選手最多本塁打となる56号に期待がかかるヤクルトの村上宗隆内野手(22)は28日、阪神戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場も、今季ワーストとなる47打席ノーアーチとなった。

 13日の巨人戦(神宮)で55号本塁打を放って以来、試合前まで10試合、44打席ノーアーチだった村上。この日、阪神先発・伊藤将と対戦し、第1打席はカーブにタイミングを崩されて左飛。4回2死一塁の第2打席は高めのつり球だった145キロのストレートに空振り三振だった。

 1―1の同点に追いついた6回2死二塁の3打席目。56号を期待するスタンドから大歓声で迎えられた村上だったが、阪神ベンチから矢野監督が出てきて申告敬遠。これにはスタンドからため息が漏れた。村上はこの申告敬遠でリーグ断トツの今季117四球。2001年ペタジーニが残した球団記録の120四球に「あと3」となった。

 これで4月5日の中日戦(神宮)第4打席の3号から、同月19日の中日戦(バンテリンドーム)第5打席で4号を放つまでの46打席を更新する、今季ワーストの47打席ノーアーチとなった。

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